何でもそつなくこなす人、容量がいい人…
そんな人周りにいませんか?
同じ仕事量なのに、いや自分以上に仕事が多いのに何だか余裕そうな完璧人間…
そんな完璧人間たちは失敗したことはあるのでしょうか…
今回は前回に引き続き23歳で2社経営しながら7社の役員であるKENTさんにインタビュー。
年齢の割に経歴が多すぎるKENTさん。
一体どうやって多くのプロジェクトをまわしているのか!?
リアルなスケージュールとともに、丸裸にしようと思ったのですが…。
KENT
Z世代に関する企画・プロモーション事業、ブランド事業を手がける起業家。 若者にバズを生んだすごろく「ウェイウェイらんど!」や、花贈りのきっかけ作りのブランド「HANARIDA」を運営。
目次
23歳にして2社経営|壮絶なスケジュール
KENTさんの経歴を見ると23歳にしては多すぎるなと思うんですが、一体どんなスケジュールで動いてるんですか?!
今はこんな感じです。
やっぱりぎっしり予定が詰まってますね…
睡眠時間4時間ってこれ毎日ですか?!
そうですね。
大体毎日深夜2時に寝て朝は6時に起きてるので。
朝活してるんですね。
朝活は欠かせないんですよ。
騙されたと思ってやってみてほしいんですが、メンタル的に朝活はすごくいいんです。
そうなんですか。
朝日を外できちんと浴びると精神的に安定するんです。
データも出てるぐらいなのでやっぱりいいなと思って続けてますね。
確かに朝日を浴びるといいっていうのはよく聞きます…
でも深夜2時に寝ててよく起きれますね(笑)
朝活も欠かせないんですけど飲みも欠かせないので夜は遅くなっちゃいます。
人と飲むのが大好きだそう
それは人付き合いのためとか…?
ん〜
単純に人といるのが好きなんですよね。
飲み会はやっぱり楽しいし。
僕は楽しいこと優先なのでどんなに忙しくても飲みにいきます。
なんか若くして会社を経営しながらいろんなプロジェクトを回されているからストイックに仕事だけしているのかと思っていました。
楽しいことができなくなるぐらい仕事だけになるのは良くないと思ってるんです。
それに忙しいは言い訳です。
こんな多忙な人が言うんだから間違いない
大学生の頃年間80単位とってたことがあるんですけど、その時はバイト4つ掛け持ちして部長もやってサークルにも入ってました。
全部それなりに顔出してましたし、飲み会は絶対に行ってましたから。
すごすぎます(笑)
じゃあ大学時代も睡眠時間は今と同じくらいだったんですか?
そうですね。
大学時代からずっとそうです。
僕、寝ることが幸せだと感じないタイプなんですよ。
寝ない身体であれば幸せだなと思います。
ショートスリーパーなんですね。
ショートスリーパーではないですけど、寝たくないんです。
なぜか頑なにショートスリーパーではないと主張するKENTさん
睡眠は大事ってデータも結構ありますがそこは気にせずなんですね。
そうですね。
やっぱそういうデータがあるのは知ってるんですけど、実際に長時間睡眠してないんでその幸福を知らないから…
なるほど(笑)
長時間睡眠の幸福を知っている筆者はもう後戻りできないようです
今現在のスケジュールを見せてもらいましたが、会社員時代のスケジュールは…
朝活と飲みの時間が自分(副業)の会社のことをする時間になってましたね。
とんでもないスケジュールですね…
一般のサラリーマンの1日分の仕事を終えた後にさらにもう1日分稼働するってことですよね。
そうですね。
冒頭で年齢のわりに経歴が多すぎるという話がありましたが、1日で通常の新卒の2〜3倍の仕事をしてるので自然と経歴も多くなりました。
そういわれればそうですがそれができちゃうのが…
その時は流石に飲み会とかは行ってなかったんですね。
毎日は行ってなかったですね。
でもよく社会人がいう華金しか飲みに行けないみたいなのはなかったですね。
水曜日でも時間さえ空いてれば飲みに行ってましたよ。
タフだ…
タフすぎる…!
KENTさんに欠点はないのか…!!
仕事ができる理由は恋愛心理学にあり
こんだけ多忙で、いろんな企画を考えて、人付き合いもしてる…
相当エネルギーを消費してると思うのですが、疲れないんですか?
考えることは趣味なので疲れないですね。
やりたくないことやってると疲れるんですけど、全部やりたいことなんで疲れないんです。
無理に考えるってなると疲れると思うんですけど好きで考えちゃうので…
そういう特性だったからコンサルをやってます。
ご自身の特性がかなり仕事に活きてるんですね。
そうですね。
よく相談とかされますけど、常にいろんなこと考えていて引き出しがあるので答えに尽きたことはないですね。
たしかに、我々のサービスのフィードバックの時も次から次へと意見を出していただきましたもんね。
フィードバックしてくださった記事はこちら↓
【クリエイターこそZ世代を意識しろ】Z世代起業家KENTさんに企画書を見てもらった結果…例えばどんなこと考えてるんですか?
僕でも真似できるような簡単なものでも…
昔よくやってたのは二つの単語の共通点を探すとか、新しく出てきた単語から次の単語に持ってくとか。
そういうの考えるのが好きでしたね。
これなら真似できるかも…!!
女性と話すときとかに使えそうですね(笑)
あ、それはありますね。
恋愛心理学とかもすごく面白いと思ってて、どうしたら人に喜ばれるかとか人に好感を持たれるのかとかデータとか統計が出てるんですよ。
こりゃ恋愛も得意そうだ…
だから恋愛心理学とか突き詰めてる人って多分ビジネスうまいと思うんですよ。
なるほど。
KENTさんも恋愛得意ですか?
僕、恋愛得意です。
やっぱり…全然欠点が出てこないじゃないか
この(インタビューの)企画書を書いたのは深谷さんですか?
あ、そうです。
これめっちゃうまいなと思って。
今まで色々インタビュー受けてきて企画書送られてきたんですけど、その中でもこの企画書いいなと思いました。
ちゃんと僕のことを知ってもらえてるんだっていうのがわかるのと記事で伝えたい内容とか、それによるメリットが何なのかとかもわかるようになってるので。
ありがとうございます(照)
褒められてニヤニヤが止まらない様子
深谷さんも恋愛心理学とかそういうの詳しいんだなって。
だからこういう企画書にも現れてるんだと思います。
そこですか(笑)
KENTさんみたいに仕事できる人になりたかったら恋愛心理を学んでみるのも手かも?
超絶完璧イケメン経営者の苦手なこと
多忙なスケジュールをこなして、仕事もできて、恋愛も得意で…
完璧すぎませんか?!?!
いやいや、疲れないって言いましたけど…
精神的に疲れちゃうこととかはありますよ、一応。
ほんとですか?
例えば土曜日にTikTok見すぎちゃって気がついたら朝終わってしまったとか…
そういう時は無駄な時間を過ごしてしまったなと落ち込んだり。
共感できるけど”朝”が終わるだけなんだ…
筆者はそれで1日終わってます
KENTさんでもそんなふうに思うことあるんですね。
ちなみに苦手なこととかあったりしますか?
苦手なことでいうと特に会社員時代は色々ありましたね。
モンスター扱いじゃないですけど…
会社とうまく噛み合わないこととかたくさんありました。
そうなんですね。
会社ってしきたり>正論になることとかって結構あるじゃないですか。
あ〜なんかわかります。
例えば、勤務時間前の5分前行動強制とか、なんで?って思っちゃうんですよ。
意味のないルールとかが嫌いで。
そういう部分で僕は社会不適合者すぎて辛かったですね。
なんか日本て1分遅刻してもめっちゃ言うじゃないですか。
でも1分残業しても誰も何も言わないじゃないですか。
確かに(笑)
そういうのでめっちゃ上司と揉めましたね。
揉めたんですか?
はい。
なんか夜の10時半ぐらいにメールが来てそれを次の日の朝、出勤したタイミングで返したら、「返信が遅い、なんで寝る前にメール見ないんだ」って上司に言われて。
僕:「じゃあこれ勤務時間にしていいんですか?」
上司:「いやそういう話じゃないだろ」
僕:「いやそういう話ですよね?勤務中っていうのは何を持って勤務中って言うんですか?」みたいな(笑)
確かに正論だけど…(笑)
だから僕上司とか会社からしたらすごく面倒さい社員だったと思います(笑)
モンスター新卒だったよう
結局そういう社会向いてないってことはわかりましたね。
なるほど。
あとは欠点でいうと、僕のことをよく知っている人には「弱みを見せないのが欠点」って言われますね。
あ〜わかる気がします。
そんな感じします。
そりゃよく知ってる人にも弱みを見せないんだから初対面で簡単に引き出せるわけなかった
なんかチームを頼るのが難しかったり、意外とパンクしてるのにパンクしてない風を装ってしまったり。
そうなんですね。
側から見たらショートスリーパーに見えるかもしれないけど実は死に物狂いで仕事してるとか。
だからあんなにショートスリーパーだって認めなかったのか…
それに経営者なんでやっぱりいろんなトラブルはあるんですよ。
1週間に1回は胃が痛くなるような事件が起きたりしますし…
そういうので意外とメンタルはやられたりしてます。
意外でした…
でもそりゃそうですよね…
まあ、弱みを見せないことが逆に強みでもあると思ってますけどね。
ただ弱みとか欠点をもっとさらけ出せた方が生きやすいかなとも思います。
KENTさんが無敵な理由
やっとKENTさんの欠点が見えましたが…
これまで多くの事業に取り組まれてきてますけど、失敗とかってあります?
失敗はあるんですけど…
失敗を失敗と思わないんで、僕は今無敵状態なんですよ。
失敗を失敗と思わない…?
例えば明日僕の会社が潰れたとしてもそれはエピソードとして語れるからある意味、財産なんです。
失敗が財産になる…
それこそ事業を始めたてのころは騙されたりもしましたけど、それは無知だったから起こったことで。
失敗から学べばいいんですよね。
なるほど。
失敗してしまった、最悪だったで終わらせたらそれは失敗になりますけど、そこから学んで何かを得られれば失敗じゃなくなると思ってます。
失敗なんて、誰にでもあることじゃないですか。
全く失敗せずに生きていくのなんて無理だと思うから、いかにその失敗を成果に変えるかってことが大事だと思います。
たしかに。
特に挑戦してる人には失敗はつきものですもんね。
そうです。
失敗したくないとか思うなら、失敗のまま終わらせなければいいんです。
やっぱりかっこいい
23歳。新卒2年目の年で2社を経営し7社の役員を務めるKENTさん。
スケジュールも含めて完璧超人にみえましたが、そんなKENTさんにだって欠点はあって、失敗もある…
ただその欠点や失敗の捉え方を変えて、プラスの原動力にしているのだなと思いました。
人の2倍働くKENTさんからはやはり年齢以上の貫禄を感じましたし、言葉にも重みがありました。
でもそんなKENTさんだって余裕綽々でここまできたわけじゃないから…
自分ももっと頑張ろうと思える取材となりました。
流石に4時間睡眠は厳しいですが、KENTさんから教わった思考法など少しずつ真似してみようと思います!