クリエイターやアーティストが活動していくにあたって必要なポートフォリオ。
「ぶっちゃけポートフォリオサイトについてよくわからない」
「ポートフォリオサイトを作成できるツールって色々ありすぎて、どれにしたらいいかわからない」
この記事ではそんなポートフォリオ初心者のために、ポートフォリオとは何か、そしてタイプ別オススメのポートフォリオサイト作成ツールを紹介します!
- ポートフォリオサイトとは何か
- 自分に合ったポートフォリオ作成ツール
- ポートフォリオサイト作成にあたって工夫したいこと
- ポートフォリオサイトの作り方がわからない
- どういうツールを使って作成したらいいのかわからない
- 簡単にポートフォリオサイトを作りたい
目次
そもそもポートフォリオサイトってなんなの?
クリエイターやアーティストに欠かせないポートフォリオサイトですが、そもそもどういう意味でどんな役割があるんでしょうか。
ポートフォリオサイトの意味・役割
ポートフォリオサイトとは自分の作品をインターネット上で公開しているウェブサイトのことです。
ポートフォリオを公開することで、自身のスキルや活動実績をアピールすることができます。
その結果、仕事のオファーやビジネスチャンスを掴めるのです。
したがって、ポートフォリオサイトは、クリエイター・アーティストとしての魅力を伝える、自分自身の”営業ツール”の役割をになっているわけです。
自分から売り込まなくても、サイトに訪れた人がお仕事を依頼してくれる可能性が高まるってことね!
せっかく作品が増えても、まとまってないと人に見せづらいしね!
ポートフォリオに記載するべきこと
まずは最低限載せるべきことを紹介します。
・自分のプロフィール(経歴、SNS情報)
・制作に携わったサイトや作品名
・写真やキャプチャなど、作品のビジュアル
・作品を制作した目的、コンセプトやターゲット
・作品の中で自分が担当した役割
・問い合わせフォーム
以上のことは最低限記載した方がいいでしょう。
情報が多すぎても見にくいサイトになってしまいます。
載せるべき情報を整理して見やすいポートフォリオサイトの作成を心がけましょう。
実際に作成する際に意識したいポイントは最後にお伝えします。
タイプ別!オススメのポートフォリオサイト作成ツール
ポートフォリオサイトをいざ作ってみよう!と思っても、0から自分で作るのは難しいですよね。
そこで今回はオススメのポートフォリオサイト作成ツールをご紹介します。
タイプ別に紹介するので、あなたに合ったツールを使ってみてください!
あなたはどのタイプ?
どんなタイプに当てはまるか次の中から選んでください。
①自分でカスタマイズしてオリジナリティあふれるポートフォリオを作りたい!
②簡単に作れるけど、個性的なポートフォリオにしたい!
③転職活動や就職活動で今すぐにでも作成したい!
④全世界にアピールしたい!海外からの仕事もできるポートフォリオを作りたい!
⑤高級感のあるハイセンスなポートフォリオを簡単に作りたい!
⑥ひとつの肩書きに収まらない!いろんな活動をシンプルにまとめたい!
①自分でカスタマイズしてオリジナリティを出したいあなたには…
salon.ioがオススメです。
画像ファイルをドラッグ&ドロップするだけで簡単にポートフォリオが作成できるサービスです。
3ページまでの利用は無料です。
HTMLやCSSによるカスタマイズが可能なのでオリジナリティを出すことができます。
また、広告表示がないところも大きなポイントです。
②簡単に個性的なポートフォリオサイトを作りたいあなたには…
Strikinglyがオススメです。
StrikinglyはWebサイトを構築できるサービスで、カテゴリーに「ビジネス・スタートアップ・パーソナル・ポートフォリオ・ブログ・ストア」があります。
コーディングやデザインのスキルが不要で、ユニークなデザインのテンプレートが見つかります。
また端末に合わせたデザインサイズに自動調整されるレスポンシブデザインになっています。
③転職・就職活動のため、今すぐにでも作りたいあなたには…
MATCH BOXがオススメです。
MATCH BOXはマイナビクリエイターが運営するポートフォリオ専用のサービス。
WebサイトをPDF化して印刷ができます。
ナビゲーションキャラ”マッチ坊くん”の指示に従って、制作物の画像をアップロードし、作品情報を入力していくだけなので、とても簡単にポートフォリオができます。
④海外のクライアントとも仕事がしたいあなたには…
Behanceがオススメです。
BehanceはAdobeが運営するクリエイター向けのSNSです。
世界中に作品を発信することができます。
作品公開だけでなく、世界中の求人情報も掲載されているのが特徴です。
カスタマイズはあまりできませんが、無料で簡単に世界に向けて自分の作品をアピールできるので、海外の仕事も受けてみたい人にオススメです。
⑤高級感のあるハイセンスなポートフォリオサイトを作りたいあなたには…
Portfolioboxがオススメです。
Portfolioboxはポートフォリオに特化したサービスで、洗練された美しいデザインのテンプレートが多くあります。
魅力的なサイトを作成する方法やデザインのポイントが動画で紹介されているので、初心者でもおしゃれなポートフォリオを作成することができます。
またECサイトの機能も追加可能なので自分の作品を手軽に販売できるところもポイントです。
⑥肩書きが多いけど、いろんな活動をシンプルにまとめたいあなたには…
emole.jpがオススメです。
emole.jpは、データをアップロードするだけで簡単にポートフォリオを作成することができるサービスです。
自分でカスタマイズをする必要がないので、初心者でも気軽に作成することができます。
また、さまざまな分野の作品があっても、自動で仕事内容ごとにタブが切り替わるようになっているので、見やすいポートフォリオになります。
例えば、写真も撮るし、イラストも描くし、WEBデザインもやっているという方でも、統一感のあるページを作ることができるんです。
私は被写体にもなりし、イラストやロゴ制作やもするからemole.jpに登録しようかしら
ポートフォリオは作品集じゃない!作成において意識したいポイント
ポートフォリオは冒頭でもお伝えした通り、クリエイターやアーティストにとっての”営業ツール”の役割を担うものです。
ポートフォリオをただの”作品集”にしないように見る相手がいることを意識しましょう。
挑戦や工夫したポイントも載せよう
ただ作品を載せるだけではなく、その作品を制作する過程も大事です。
どんなメンバーと一緒に、どういう思いで制作したのかも載せるようにしましょう。
作品が出来上がるまでにどんな挑戦があったのか、どこを工夫したのか、そういった背景がわかると作品がより魅力的に感じられます。
また、その中で自分はどういう役割を担ったのかを明確にすることで、作品だけでなく、あなた自身をアピールすることができます。
仕事へのこだわり、将来のビジョンも…
これまでの作品を載せるだけでなく、あなた自身の仕事へのこだわりやこれからのビジョンも載せることで、あなた自身がどんなクリエイターなのかが伝わります。
どんな会社にも企業理念という、ビジョンや会社の想いがあります。
なんの理念もない、理念がよくわからないような企業と一緒に仕事をしたいとは思わないですよね。
個人で活動するクリエイターにも同じように理念がある人の方が一緒に仕事をしたいと思われます。
その想いを営業ツールとしてのポートフォリオには載せた方がいいわけです。
ただ作品だけまとめられてるものよりも、あなた自身の魅力が伝わるよね!
まとめ
さて、今回はオススメのポートフォリオサイト作成ツールをご紹介しました。
- オリジナリティを出したい人は…
- 簡単に個性的なポートフォリオを作りたい人は…
- 転職、就職活動に使いたい人は…
- 海外のクライアントとも仕事がしたい人は…
- 高級感あるハイセンスなポートフォリオにしたい人は…
- シンプルにサクッと作りたい人には…
いろんなツールがありますが、自分の目的に合った作成ツールを使ってみてください。
また、複数の作成ツールを利用してみて、用途によって使い分けてみるのもありです。
素敵なポートフォリオサイトを作りましょう!