世の中、結局人脈広い人が有利だったりしますよね。
あの有名漫画『ONE PIECE』の主人公、「ルフィ」は仲間がいっぱい。
なんならかつての敵までもいつの間にか仲間になっていたり…
今流行りの『東京リベンジャーズ』の主人公、「花垣武道」だって、ケンカが強いわけでもないけど慕ってついてきてくれる仲間が多い…
いつだって王道少年マンガの主人公には仲間がいる…
東京卍リベンジャーズ/alu.jp
一人で戦って夢をつかむってやっぱりムズカシイってことで
人とのつながりが大事ってことで…
これは現実世界でも同じですよね。
特にアーティストやクリエイターにとって人脈の広さは大きな夢をつかむカギとなります。
そういうわけで今回は具体的に何をしたら人脈を広げられるのか、その手順をご紹介します。
- 新しい人脈を作れる場所
- 信頼の築き方
- 作った人脈を維持する方法
- 人脈を広げるために何をしたらいいかわからない
- どうやって信頼関係を築くのかわからない
- 持続的な信頼関係を築きたい
目次
STEP1:人脈を広げられる場を知ろう!
やはり人脈は自分から探しにいかないと広がらないですよね。
でもどこに探しにいったらいいのか…
まずはエンタメ活動をしている人にとって意味のある人脈づくりができる場を紹介します。
クリエイター交流会
クリエイター交流会とはさまざまな業種のクリエイターが集まる会のことです。
特定の業種の人だけが参加するものもあれば、異業種交流を目的にした交流会もあります。
どんな人とのつながりを築きたいのか、その目的に合わせて参加することをオススメします。
でもクリエイター交流会っていつどこで開催されているのかな?
クリエイター交流会の情報は交流会情報サイトで調べられます。
- こくちーずプロ
- おすそわけマーケットプレイス ツクツク!!
- ジモティー
ワークショップ
ワークショップとは一方的に授業受けるものではなく、体験型の講習会のことをいいます。
与えられた課題を体験しながら学ぶことができる会です。
エンタメ分野のワークショップではその道のプロや現役で活躍しているアーティストから直接学ぶ機会も多くあります。
同じように夢を追いかける人だけでなく、すでに活躍している人にも出会えるチャンスになります。
ワークショップの情報は以下のサイトで探すのがオススメです。
- ストアカ
- こりっち
- CINEMA PLANNERS(シネマプランナーズ)
ミュージックバー
ミュージックバーは音楽を聴きながらお酒を楽しむことができるバーのことを言います。
音楽好きが多く集まる場所です。
運が良ければ音楽関係者と仲良くなることができるかもしれません。
また、”オープンマイク”というイベントが開催されることもあります。
”オープンマイク”とはお店のマイクや楽器を借りて歌ったり演奏したりしてOK!というイベントです。
お店でお客さんの前で歌えるなんて楽しそうだし、ファンもできちゃうかも!
STEP2:交流の場に行く前に…
さて、人脈を広げられそうな場所はわかったということで、あとは参加するのみ…!
と言いたいところですが、その前に準備をしていきましょう。
何もせずに交流の場に飛び込むよりも事前に準備をしていくと人脈を広げられる可能性が高まります。
人脈を広げる目的をはっきりさせる
人脈を広げる=できるだけ多くの人と関わると考えていませんか?
人脈とは助け合える関係のことを言います。
数が多ければ良いわけではないんです。
自分はなんのために、どんな人脈が必要なのか、はっきりさせてから行動することをオススメします。
そうすることで、意味のある人脈を広げていくことができるからです。
SNSを整える
今の時代、ほとんどの人が使っているSNS。
SNSは誰もが簡単に発信できる便利なツール…
だからこそ、誤った情報や、誤解を生むような発信をしてしまうこともあります。
身内だから許されていたような発信をもしかしたらしているかもしれません。
人脈を広げる前に、自分のSNSをみて信頼を失うような内容を投稿していないかチェックしましょう。
プライベート用しかアカウントを持っていない場合は新しくアカウントを作成するのも一つです。
ポートフォリオを作成する
ポートフォリオとはいわゆる作品集のことを言います。
自分のこれまでの活動実績をまとめた資料です。
ポートフォリオがあると、初対面の人にでも自分がやってきた仕事、センス、能力をアピールすることができるからです。
最近ではWEB上で簡単にポートフォリオを作成することもできます。
すでに活動を進めてきてある程度作品や実績がある人はポートフォリオを作成することをオススメします。
※ポートフォリオの作成はemole(エモル)で!
STEP3:いざ!交流の場で信頼関係を築く
人脈を広げる準備ができたら、交流の場に参加しましょう。
せっかく参加するのであれば、そこで信頼関係を築きたいですよね。
初対面で信頼関係を築く4つのコツを紹介します。
待ちの姿勢はNG!自分から挨拶をしよう。
初対面というのはお互い緊張してしまうものです。
話しかけてもらえるかなと躊躇していると、その不安や緊張感が相手にも伝わってしまい、ぎこちない雰囲気になってしまいます。
緊張した雰囲気を打破するには自分から笑顔で声をかけることです。
相手から話しかけられた方が印象にも残りやすいものです。
まずは勇気を出して声をかけてみましょう。
好印象のカギは”名前”
当然、初めて出会った人とは自己紹介をしあって、名前を教えてもらいますよね。
名前を教えてもらったらすぐに使うようにしましょう。
たとえば、
僕、歩くことが好きで、あえて最寄りの一駅前で降りて家まで歩くようにしてるんです!
そうなんですか!私もです!!
こんな会話があったとします。
これでも特に問題はないですが、ここに相手の名前を入れてみたらどうでしょうか?
僕、歩くことが好きで、あえて最寄りの一駅前で降りて家まで歩くようにしてるんです!
そうなんですか!私もAさんと同じことよくしてます!!
名前が入っているとより親近感が湧きませんか?
会話の中に相手の名前を入れると、好印象を与えることができるんです。
自己開示しよう
自分の話は全くしないのに質問ばかりされるのっていやですよね。
自分から心を開かないと相手も開いてくれないものです。
普段どんな活動をしていて、将来こんな風になりたいと思っているということをきちんと相手に伝えましょう。
そうすることで相手も自分の話をしやすくなります。
ただし、あまり自分語りしすぎるのはNGです。
程よく自分の話をして、相手にも話を振るようにしましょう。
聞き上手こそ、本物のコミュ力
自己開示をしようと頑張りすぎて、自分の話ばかりに…
気がつくと自分ばかりしゃべってしまっている…
面白い話ができる人=コミュ力が高いと思われがちですが、自分ばかり話している人はコミュ力が高いとは言えません。
相手の話を上手に聞き出せる人こそ、本物です。
ここではいくつか上手に話を聞き出すコツをご紹介します。
①質問の仕方を工夫する
オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンという言葉を聞いたことがありますか?
オープンクエスチョンとは「はい、いいえ」などの選択肢がなく、回答者が自由に考えて答えられる質問のことを言います。
たとえば「なぜ今の仕事をしようと思ったんですか?」など。
オープンクエスチョンは会話が広がりやすい質問です。
ただ、選択肢がないぶん、答えにくい場合もあります。
特にまだ関係性がそこまで出来上がっていない場合は注意が必要です。
反対にクローズドクエスチョンは「はい、いいえ」など答えに選択肢がある質問のことを言います。
クローズドクエスチョンは答えやすい質問です。
ただし、会話がそこで終わってしまうこともあります。
クローズドクエスチョンばかりしていると一問一答のインタビューのようになってしまいます。
オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンをうまく使い分けるように意識すると、相手から話を上手に聞き出して会話を広げることができます。
②相手の真似をしてみる
人は自分と似ている人に惹かれやすいものです。
波長が合う人とはリラックスして話やすくなります。
相手の仕草を真似してみたり、相手の会話のペースに合わせて話してみたり…
会話のテンポや空気感を合わせることで、共感が生まれて話しやすくなるので意識してみましょう。
ただ意識しすぎると疲れてしまったり、会話の内容が入ってこなくなってしまうので、会話のテクニックとして取り入れてみるといいです。
STEP4:持続的な人脈に!
交流会などで知り合ったものの、その場限りの関係になってしまうことってよくありますよね。
長く付き合う関係にするためには相手のために自分ができることをアピールすることです。
そもそも、人脈を広げる目的は自分のやりたいことのためということがほとんどですよね。
そうなるとついつい、自分の活動のために相手に協力をお願いするばかりになってしまうことがあります。
助け合う関係ではなくなってしまうのです。
そういった関係は長く続きません。
大切なのは相手にもメリットがあることです。
相手がどんな活動をしていて、どういうことを実現したいと思っているのかを把握して、自分の活動と結びつけてみましょう。
そうすることで「じゃあ、一緒に〇〇したいですね!」と、次につながる関係になるわけです。
さて今回は新しい人脈を広げるステップをご紹介しました。
・人脈を広げられる場所を知ろう
→クリエイター交流会
→ワークショップ
→ミュージックバー
・交流の場に行く前の準備
→人脈を広げる目的を考える
→SNSを整える
→ポートフォリオを作成する
・交流の場で信頼関係を築く
→自分から声をかける
→名前を呼ぶ
→自己開示する
→聞き上手になる
・関係を持続させる
→自分と関わることで、相手にどんなメリットがあるのかも考える
人脈を広げるということは勇気がいることでもあります。
まずは勇気を出して行動してみてください!
そして今回ご紹介した手順で意味のある人脈を構築してみてください。